近年、日本の製造業では、グローバルサプライチェーンの混乱や地政学的リスクの影響で高騰した原材料・燃料価格のコスト上昇分を販売価格に転嫁できず、利益確保が困難になっています。
このような状況を受け、「ROIC(投下資本利益率)経営」により、事業ごとの収益性を明確に示す需要が高まっています。
ROIC経営を推進することで、各事業の収益構造および事業別の原価構造の可視化に加え、事業内の業務比較評価や資源配分、改善効果が把握できるため、戦略的な意思決定に役立ちます。
本セミナーでは、製造業で注目されているROIC経営への対応を考えるとともに、収益向上のための原価制度の向上策と、複数事業形態の効率的な管理手法についてご説明します。
開催日時 | 2025年7月29日(火曜日)15:00〜16:00 |
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セミナー名 | 製造業における原価・生産管理の悩みを解決! 〜複数事業の統合管理を「mcframe」でスマートに実現〜 |
会場 | オンライン |
費用 | 無料 |
参加方法 | 本ページ下部にあります「参加お申し込み」よりお申し込みください。 |
主催 | 株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト |
セッション1 |
製造業を取り巻く環境は急速な市場変化への対応、海外展開、M&Aなど、従来の1企業、1事業を柱とした経営では高収益を上げることが難しくなっており、1企業が複数事業を展開し、収益の向上を図るケースが増加しています。 組み立て加工とプロセス製造のような異なる事業形態に加え、海外対応による生産・管理体制やコスト管理の手法・基準が異なる場合が多く、情報の取得・管理の複雑性が飛躍的に高まります。そのため、異なる事業形態によって複雑化した生産・管理体制や販売状況をリアルタイムに確認しながら統一的に管理でき、利益と投下資本を一貫して見える化できる仕組みを構築することが、ROIC経営を実現するために不可欠です。 本セッションでは、製造業向け統合業務システム「mcframe」を活用することにより、分断されたシステムや煩雑な原価集計、非標準化の業務プロセスの課題を見直し、ROIC経営に向けた「Fit to Standard」による全体最適の仕組みをご紹介します。
講師:株式会社日立ソリューションズ・クリエイト |
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